早春のちょっと旅、ちょっと散歩 ~三浦海岸、鎌倉~
毎年春は訪れ、毎年桜の花は咲くのに、この時期になると、そわそわして、あちらこちらに出かけたくなります。
今までどおりの春を確認しに行くのでしょうか、それとも、今年だけの春を発見しに行くのでしょうか。
最近のちょっと旅、ちょっと散歩を載せてみました。
2月24日、三浦海岸の河津桜を見てきました。
風がとても冷たく、真冬の寒さに戻った一日でしたが、空はすっきりと晴れ、
日差しはすっかり春でした。河津桜はもう散り始めていましたが、菜の花が映えてます。この日は三崎港まで足をのばしてきました。
3月16日、鎌倉から江の島をまわってきました。
鎌倉では、竹のお寺報国寺へ。
なだらかな参道を登ると堂々たる「薬医門」です。
この竹は孟宗竹という種類の竹で通年この深い緑色が見れるそうです。
約2000本の孟宗竹が力強く、まっすぐに立っています。
このしづけさ、とても落ち着く凛とした空気でした。
お寺の庭も、苔や木々の緑も、花々も春でした。
お地蔵さん。何を思って、なにを祈っているのでしょうか。なごみ、いやされます。
竹と石塔石仏、椿の花、この「和」な感じが好きです。
みつまたの花と竹です。今まさに満開です。
銘木さんしゅうの木も花がちょうど見ごろでした。
竹の庭を見ながら、お茶席で抹茶と干菓子をいただきました。心安らぐ静かな茶席です。
報国寺から少し歩いて浄明寺へ。
鎌倉五山の一つで、人が少なく厳かなお寺でした。
枯山水の庭園やお茶室もありました。ちょつと素朴な感じです。
「花塚」なんて、かっこいいですね。四季の花々を飾り、供養しているのだそうです。
鎌倉最古の杉本寺です。奥の階段は、苔むしていて脇の階段を登ってきました。
鎌倉駅まで歩いたのですが、途中の家々のお庭もステキでした。
鎌倉駅から江ノ電に。
電車の窓越しの由比ガ浜は、まったりと、少し霞んで見えます。
江の島神社を参拝し、タワーからの眺望を楽しみ、帰ってきました。残念ながら、富士山は見えませんでした。
3月19日富士山のふもと、山梨鳴沢村まで行ってきました。午前中は雨。ずうっと雲がかかって富士山は見えなかったのですが、夕方になり、やっと雲が消えました。
この時期、空が明るい早春の富士山です。
日没間近、ピンク色に染まっています。
馬酔木や、シャクナゲ、みつまたも花や蕾をつけ、山々も春が始まっています。
ヤマガラやコガラにも、こんにちわです。木々の小枝をかき集め、小鳥のえさ台を作りました。木々も芽吹きの準備中です。新緑が待ちどおしいです。