思い出旅-30- タイ・アユタヤ遺跡
ここは、バンコクからおよそ80km北にある古都、アユタヤです。
アユタヤ王朝の都として、
1350年から約400年もの間水運交易で発展した町なそうです。
その後、隣の国ビルマから何度も攻め込まれ、
アユタヤの寺院は、無残に破壊されたとのこと。
今では、仏塔や壁が残されているだけとなっていますが、
当時の遺跡が歴史公園となって保存され、
世界遺産に登録されています 。
町じゅうのどこからでも見える、ワット・ヤイチャイモンコン。
72mもの大塔です。
初代ウートン王がスリランカから戻った修行僧たちの
瞑想のために建てた寺院なそうです。
中には、こんな仏像が・・・。
お顔がとっても可愛いのです~(^^♪
整然と並ぶ仏像たち・・・。
一方で 首が破壊された痛々しい仏像たち・・・
歴史公園の中にあるワット・プラ・シーサンペットです。
1491年に建てられた王室守護寺院跡なそうです。
当時は、ここに16mもある黄金の仏像があつたそうです。
ビルマとの交戦で破壊され、現在では3基の仏塔だけが残っています。
歴史公園内には、こんな仏像も・・(゚д゚)!
ワット・マハータートにある神秘的な仏頭。
侵攻の際に切り落とされた仏像の頭が
長い年月をかけ、木の茎が絡んだのだそうです。
かつては、「ロンドンのように見事」と称されるほどの
国際都市だったそうです。
朽ちたレンガ・・・・それを取り囲む美しいみどり~
廃虚感にあふれていますが・・・
静かに時を止める 世界遺産のアユタヤです。