北スペインの旅~-32- トレド、エル・グレコ美術館
台風21号の風と雨、すざましかったです。
台風で被災された皆様に 心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く平穏な生活に戻れますよう、お祈りしています。
まだ、台風の影響を受ける地域もあるようなので お気をつけ下さい。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
トレドの街中は、狭い路地がいっぱい~!
パッと道が開けたところに 穴場的な教会があったり
絶景スポットがあったりして、散策が おもしろいです~!
エル・グレコ美術館のすぐ近くにある ユダヤ教の トランシト教会、
あまりにもステキなので、思わずパチリ~♫
これは、教会の前に展示してあった
この教会を描いた絵ですー(*^。^*)
絵の美しさに 引き込まれてしまいました。
坂の下にある、
小じんまりとした美術館に到着です!
ここは、トレドを代表するエルグレコの絵が満喫できる美術館~♫
スペインで唯一 エル・グレコに焦点を当た美術館なそうです。
そして、エル・グレコの散り散りになっていた作品を 集めるために
造られた美術館なそう。
中世のエル・グレコが住んでいたという家屋を再現~
美術館ぽくなくて 良い感じです-(^_-)-☆
トレドで活躍した画家なので、
てっきりスペイン人だと思っていたエル・グレコですが・・・
クレタ島出身のギリシア人だったとは
はじめて知りました。
こちらに エルグレコが住んでいた住居跡です(1577〜1614年)
パティオは 当時の中庭を再現し、
建物の中に残っていた柱を そのまま使っているのだそうです。
パティオの階段を上がった先の 2階のギャラリーで 目にした絵は、
トレドの旧市街を描いたエル・グレコの『トレドの景観と地図』です!
今見てきたトレドの街が
そのままの姿で よみがえったよう~(゚д゚)!
この地図はとっても正確で、現在の旧市街地図とほとんど変化がないそうです。
学校で 勉強した記憶がある「オルガス伯の埋葬 」
間近で見れて感激です~! !
エル・グレコの絵って
描かれている人の 高貴な内面が感じられて・・・・。
なんだか 清々しさを感じます。
グレコの家 入り口脇には、こんな地下室が・・・・。
一部はワインセラーになっていましたよ。
レストランだったら~最高ですね~! ! !
美術館を出て・・・・
坂を登り・・・
歩いていると、
あちこちの店先にドン・キホーテの人形が飾ってあります。
この日だけで トレドにすっかり魅了された私たち・・・・
きょうでスペインの旅も終わりなんて・・・
悲しいです~;っД`)
ここトレドにもう一泊ぐらいしたかった。
ここなら一週間でも、いられる感じです。
でも、ふたたび新ビサクラ門をくぐり、
電車でマドリッドのアトーチャ駅まで戻り、
スペイン最後の夜・・・。
急に思い立って
タブラオで フラメンコを見てきました。
フラメンコは何度か見たけれど、 やっぱり
タップの激しいリズミカルな動き・・・・・。
メリハリのある躍動感が最高です!!
北スペインの旅日記もこれで最後になりました。
これから 日本に帰ります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れる巡礼旅・・・
いつかはこの地を訪れてみたいと ずうっと思っていました。
800kmの道のりを 歩き通す自信はなかったので、
ならば、列車の旅をやってみようと~!
今回は、マドリットからですが、
牛追い祭りで知られるバンプローナ、
バスク地方の港湾都市ビルバオ、
ピカソでおなじみのゲルニカなどで途中下車をしながら
キリスト教の三大聖地、サンチャゴ・デ・コンポステーラを目指しました。
一つ一つの風情あふれる街は、
歴史や文化を感じる要素が あちらこちらに いっぱい~! !
おまけのトレドも
最高でした~!
エキゾチックな情熱的スペインとはちょっと違う、
郷愁と大自然のみどりあふれる 北スペイン
楽しかったー! !
ありがとう~! ! ! スペイン♫~-d^☆^b~♪