ちょっと旅~2019 北海道-2- 五稜郭へ

ここは、函館、五稜郭。


その隣に すっくと立つ 展望タワー、
さっそく登ってみますー!

真下には 新雪に輝く 星形の五稜郭が。 


1866年に
約10万両(現在の価値で約100億円)もかけて 完成したお城で、


幕末に旧幕府軍と新政府軍が戦った「函館戦争」の舞台となったそう。

雪に覆われた町、


函館山や津軽海峡、
横津連峰の山並み、


 海はキラキラしています。

1階に降りると 
幕末についての展示スペースもあり


五稜郭がどうして出来たかなど 歴史を
かなり詳しく知ることができます。

幕末期、函館の開港にともなって、
防衛のために作られたお城は


海からやってくる敵に備えた要塞だったんですね。

さっそく、表門から 橋を2つ渡って中へ。

防御力の高そうな めずらしい仕掛けがあちらこちらに・・・


これは「武者返し」


二段目の石を外側にせり出させ、
敵が侵入するのを防ぐ効果があるそうです。


そして、何と言っても敷地が星形、


星形の各頂点部分に砲台を置くことで
守りやすい構造になっているそう。

橋を渡り切ったところに 函館奉行所の表門が。

今ある奉行所は1/3の大きさで
4年かけて復元され、


当時の奉行所の上に立っているそうです。

中に入ると、大広間が。


ちなみに写真を撮った位置は四の間。
お奉行さま 遠い・・・ですー(๑˃̵ᴗ˂̵)


全て合わせると 何と72畳もー!

奉行所が建てられた江戸時代と 同じ材料を使って、

同じ作り方で 忠実に復元しているそうです。

五稜郭は、新選組の土方歳三が 最後に戦った場所・・・
くらいしか知らなかったのですが・・・


幕末、戊辰戦争の中心にあったのが、
ここ箱館奉行所なそう。


戊辰戦争後の解体から、140年の時を経て、
2010年に復元された箱館奉行所。


当時の建築技術の高さにも、驚きました。

そして領民を守ろうと戦った 
幾多の武将の姿にも心動かされました。


この人たちなくして 
今の函館は なかったかも知れないです。

五稜郭には 
紹介しきれないほど 幕末の歴史が凝縮されていて、


武士の時代の最後を飾るにふさわしい 
おもむきがありましたよ。

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