フランス⑨ 予定外に行ったルーアンの 美しい街並み

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今日は日帰り旅。
ジヴェルニーに列車とバスで向かい、モネが晩年過ごした家と睡蓮の庭を見て来ます。


地下鉄オペラ駅からサンラザール駅へ。
そこからジヴェルニーの最寄り駅ヴェルノンへ、さらにバス。
約一時間半の旅です。


サンラザール駅の広いこと、出発ホームを探すのに時間がかかり、結局係員にチケット
とヴェルノンと書いたメモを提示。
ずっとずっと先の25番線から 無事8時17分発の列車に乗ることができました。


親切にジェスチャーをまじえて教えて頂いた係の方に感謝です。


列車はルーアン行、
ルーアン!!!、昨日見たモネの絵、「ルーアンの大聖堂」のあのルーアン???じゃない!!!
行ってみたい。
急に終点のルーアンまで行ってみようということになり、ジヴェルニーにはその帰りに寄ることに!!!
持参の時刻表でなんとかやりくり・・・・。それでも夕方7時頃にはホテルに戻れそう。



10時5分ルーアン到着です。


駅からまっすぐな緩やかな坂道を下ると、路地、路地に木骨組みの家が見えてきました。


ノルマンディスタイルの街並み、
「町そのものが美術館」ともいわれているほど美しい街並みです。


旧市街地の様子です。ここはローマ時代からノルマンディ公国の首都としても栄えた
古都とのこと。
ジャンヌダルクの終焉の街としても知られているそうです。



ノルマンディの最高裁判所です。


手前壁面に見えるボコボコした穴、
第二次世界大戦のノルマンディの戦いの跡を、修復せずに残しているのだそうです。


激しい戦闘の様子が、弾痕の跡から伝わってきます。心が痛みます。


ゴシックのルーアン美術館。
モネやシスレーなどのコレクションはフランス第2位の所蔵とのことです。


通りを右に曲がると旧市場広場に出ました。
木骨組みの古い建物が立ち並んでいて 目を楽しませてくれます。


この変わった現代的な建物、ジャンヌダルク教会です。


英仏100年戦争で、フランスを奇跡的に勝利に導いたジャンヌダルク。


にもかかわらず、1431年わずか19才で魔女として断罪され、ここルーアンで火刑に
処せられたとのこと。


中に入るとビックリ!!!です。
船底をひっくり返したような木組みの天井、
この一面のステンドグラス!!!


ルネッサンス期に造られたものと。
すごい技術、鮮やかで、きれい!!!


通りに出ると、骨董店やおしゃれなお店が並んでいます。
マカロンのタワー発見!!!
このお店、「ジャンヌダルクの涙」という可愛い焼き菓子も売ってました。


めずらし~~い!!!
ハチ退治グッズいろいろ・・・の専門店もありました。


通りを左に曲がると、レトロな街並みの中でも ひときわ目を引く
荘厳な飾りの大時計。
14世紀から1928年まで一度も止まることなく動き続けたそうです。


大時計を通り抜けると、ゥワーッ!!!!!
ルーアン大聖堂の迫力が・・・・。
高さ152mの尖塔が見事です。



大聖堂です。
12世紀から400年かけて完成した大聖堂、フランスゴシックの最高峰とのこと。
高さがカメラに収まりません。


夜にはライトアップ、光と音のスペクタルショーが行われ、夜中まで観光客で賑わうそうです。


レースのような繊細な浮彫装飾に見とれてしまいます!!!


モネは向かい側にあるショップの二階で、30点もの「ルーアン大聖堂」の作品を
連作したそうです。


教会の中です。


短時間の滞在で忙しく回りましたが、ヴェルノンへの列車は12時12分発。
ルーアン、ベリーグッド!!!
街中で買ってきたビールとフランスパンのサンドイッチで車中ランチです。




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