ベトナム3日目。
ここは、ベトナム中部のフエ。
つい半世紀前まで使われていた王宮
グエン王朝(1802~1945年)の王宮跡です。
鮮やかなナンバンサイカチの花がお出迎えです。
王宮跡はとっても広く、
こんなカートで回ったり歩いたりです。
最初に見えてきたのは、楼閣がある「午門」
午門って南の門と言う意味なそうです。
ここから入ります。
この門 高さ17m、幅は約58mもあるそうー😲
門をくぐると左右に池が。
王宮内には、中国式の宮殿や庭園が整然と並び、
正面に見えるのが太和殿。
王宮の正殿になるそうです。
瓦屋根には 龍の飾りがまるで動いているよう。
敷地内には色々な門があり
これまで訪れた外国の建物とは違う
色も形も陽気です。
グエン朝の菩提寺 テートー廟には、
13代の歴代皇帝の内、10人の皇帝の位牌が祀られていました。
中は朱塗りと金箔が。
超豪華ですー(゚д゚)!
でも・・・・
ベトナム中部はベトナム戦争の激戦区。
戦闘の爪痕が色濃く残っていて、今は入り口の午門と太和殿、顕臨閣、長生殿しか
残っていないのです。
どうしてこんなところで・・・、
ほんとに残念ー・。・;
彩やかなアオザイ姿にホッと一息です。
建設当時の写真がありました。
かつてはこんな感じだったんですね。
以前は100以上の建物があって
雨が降っても濡れずに建物を結ぶ回廊があったそうです。
今は草が生い茂り「兵どもが夢の跡」という雰囲気・・・。
戦争の傷跡が生々しく残されてはいましたが、立派な城壁や午門といった城門、
正殿などは当時の美しさを彷彿とさせます。
廃墟の中にも明るく、力強い姿がありました。
いま、当時の資料を基に早稲田大学が修復工事をしているそうです。
修復後 もう一度来てみたいと思いました。