ちょっと旅~2017長崎と佐賀の旅10 呼子の鯨組主中尾家
玄界灘に囲まれた風光明媚な呼子(ヨブコと読むそうです)まで来ました。
いきなり~この看板~!
ここは、イカで名高い港町です。
天火干しされ、風にたなびくイカが 町のあちらこちらに・・・(^O^)/!
ユニークに回転するイカ干し機♫~?
港には、色鮮やかで勇壮な武者のぼりの合戦絵巻が 潮風にはためいています。
この町では、
端午の節句に行われる大綱引きにかける意気込みは、
大変なものなそうです!
通りを歩いていたら、眩しいくらいの白壁に囲まれた お屋敷が・・・。
江戸時代から明治初頭にかけ、
呼子は 唐津藩の主産業の捕鯨で栄えたそうです。
その呼子の漁場をまとめた中尾家です。
当時、中尾家の捕鯨漁には、800人もの人が従事していたと言われ、勘定場には千両箱が高く積まれていたそうです~!
建物の中は、九州最古の町家建築・・・。
幾本も張り巡らされている太い梁、かなり太い大黒柱も当時のまんま。
一階では、捕鯨船の舵や色々な機材類が展示されています( ^ω^)・・・。
今 実際に住んでおられる 隣のお宅も一部が公開され、
端午の節句の飾りつけを見ることができました~!
端午の節句(今では、6月の第一土日)に開催される 420年もの歴史を誇る「大綱引き」。
その大綱がここ中尾家に飾られています。
中尾家の床の間に飾られた華やかな鎧兜・・・。
菖蒲や勇壮な寅たち・・・・
豪華で どこかカワイイ飾りつけ・・。
荒くれ漁師を何百人も率いた鯨組主中尾家なそうですが、
手づくりの飾りもたくさんあり、こんな風にして男の子の節句を祝うなんて
何だか ほのぼの( ^ω^)です~。