ミロ展に行ってきた
ミロ展もあと少し
3フロアで鑑賞できる圧巻な美術展、 ミロ展に行ってきました。
ミロの絵をこんなに観るのは
2015年はじめてバルセロナに行ったとき以来、
生涯を通して取り組んだ作品群が、
まるで別人が描いたかのように、
どんどん変わっていくのが
興味深かったです。
1階の初期・最盛期の作品は撮影不可
以下3点はHPよりお借りしました。
若きミロの時代
自画像
ヤシの木のある家
初期の作品はあまり見たことがなかったので、
えっ?これがミロなの?
って思うような驚きの作品がたくさん !
1920年代・オランダの室内
時系列に展示された作品群を追いながら、
ミロの変化を目の当たりにします。
3階からは撮影OK !
ミロの作風はどんどん進化し、既存の枠組みを超えていきます。
様々な画材を取り入れたり、
文字を絵画に落とし込んだり~
カンバスを焼いて穴を開けるなんて、誰が思いつくでしょう?
抽象的な形が想像力を掻き立て
ついに、いろいろ試した「ミロらしさ」の完成 !
絵の具を飛び散らせる勢いで◯や△を描いた作品 !
70代、80代になっても年齢を感じさせず、とってもパワフル !
むしろ、ますます自由になっていきます。
彫刻作品も紹介され
水道栓など身近なものをつかって~ミロの遊び心がここにあり
絵から飛び出したようにユニークですね。
手がけたポスターもいろいろです。
いちばん興味深かったのは、FCバルセロナ設立75周年ポスター !
発足1899年は明治32年、 バルセロナには、このころからサッカーチームがあり
活躍していたという事実に驚きます。
全部で97作品のラインナップ !
90歳まで新しい表現に挑戦し続けた彼の情熱が、じんわりと心に染みます。
ミロが亡くなってまだ40年余り。
ちなみにミロは大の親日派 !
1970年大阪万博の際にも来日し、
ガスパビリオンのために作品をいくつか残したそうです。
そんな話を聞くと、ミロが少しだけ身近に感じられる気がして
ミロ展よかったです。












