思い出旅-37- 大津祭り
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていた4年前、
滋賀県の大津祭りの準備の様子を見て・・・
町衆の気合入った 豪華な曳山、
そしてすべての曳山に 工夫を凝らしたカラクリがあるではないですかー(*_*;!
すっかり魅了され
急に思いたって 京都から大津にまわり 大津祭りを見てきました~♫
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
大津祭りは長浜曳山祭・日吉山王祭と並ぶ「湖国三大祭」の一つで、
国の重要無形民俗文化財に指定されている 由緒あるお祭りなそう。
宵宮、本祭と2日間行われ、本祭では、13基の曳山が
一日かけて旧市街を巡行するそうです。
きょうは、宵宮。
最初に祭り会館に行って 曳山を見学しました。
大津祭の最大の魅力は、
曳山に乗っている からくり人形たちを見ること。
それぞれに
中国の故事や能・狂言から題材をとったストーリーを
からくり仕掛けで演じるそう。
これは、西王母山というカラクリ・・・
桃が二つに割れて 中から童子が。
桃太郎?~😊
曳山のある町屋では、明日の本祭で曳山に乗る 人形や飾りたちが
展示されています。
宵宮では、からくり人形が曳山から降ろされているので、間近に見ることができます。。
見送り幕の中には、16世紀にベルギーで織られたタペストリーもあり、
国の重要文化財になっていると。
幕の豪華なこと~‧(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧! こんなに 間近で見ることができます。
13基の曳山は、
いずれも江戸時代に作られたものなそう。
明日の本祭では、その13基が勢ぞろい!
楽しみです~♫
いよいよ夕暮れ時、
提灯の明かりが灯り、いたるところでお囃子や笛、太鼓の演奏が。
だんだん観客も増えて、会場はお祭りムード一色です。
町屋のワンちゃんたちも 祭袢てんで 大はしゃぎ°~☆◝⁰▿⁰◜☆!
夕刻から「ヨイヤマ」という曲に合わせて太鼓がリズムを刻み、
一挙に熱気に包まれます。
灯りに包まれた曳山は、昼間とは違う美しさ !
華やかな曳山が 提灯の灯りに浮かび上がって、とっても幻想的です。
コンチキチンの祭囃子がいつまでも続き・・・・・
たくさんの提灯で浮かび上がった曳山は、とっても優雅~~‧(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧!
翌朝 !
いよいよ本祭、
13基の曳山が 天孫神社前に出そろいましたー(●^o^●)!
圧巻です~!
さあー!
大津の町内を一日かけて 華やかに巡行しま~す☆˚₊*̥☆
コンチキチン♫のお囃子が お祭り気分を盛り上げ、
所望と言われる場所で 巧妙なカラクリが披露されます。
巡行する曳山の上からは、無病息災を祈念する厄除けの
ちまきや手ぬぐいが 見物客に向かってまかれて
大さわぎ―!
[放って~! !」と叫んで ちまきをキャッチ~(≧∇≦)! ! !
曳山は、祇園祭りとよく似ているそうですが、大津は車輪が3つ、
祇園祭は 都人の厳かな雰囲気で 上品な感じがしますが
こちらは、「賑やか」といったイメージがぴったり。
一日中 街中が盛り上がり かなりアグレッシブです。
町中には、こんな楽しい飾りたちも。
京都から電車で10分、
豊かな歴史と、琵琶湖や比叡山に囲まれた自然環境抜群な大津。
人出も程々で、近くから じっくり見ることができ、
そして 何よりも とっても 涼しい~! ! !
心地よいお祭りでした~♪~(´ε` )
一つ一つのからくりの動きに ワクワク感が止まりませんよー!
古くから豊かな文化をはぐくんできた 大津町衆の文化力の高さを、
ぜひ、お確かめください😊~!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
▼今年の開催日時
2018年10月6日(土)夕刻〜21:00 宵宮
お昼過ぎ頃になると13台の曳山が各町内を練り歩きます。
10月7日(日)09:30頃〜17:30 本祭