ちょっと旅 ~2016 下馬桜~



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ スペイン旅行へ
にほんブログ村



 4月9日、あいにくの曇りでしたが、静岡、富士宮まで日本最古級の山ざくら、「下馬桜」を見に行ってきました。

 この桜は、ピンク色から次第に白色に変化していく桜とのこと。本日は満開もやや過ぎて、かなり白色に近づいていました。


 樹齢はなんと、800年以上!!!です。


 かつては、樹高35m、幹囲8.5mの巨木だったそうです。
度重なる台風などにより、損傷したとの事。しかし、行き届いた手入れで最近は、少しづつ蘇えっていると。すごい生命力です。
何か、堂々たる風格、オーラがあります。





「下馬桜」と言われる由来は、1193年にさかのぼります。
源頼朝が、富士の巻狩りを行った際、「狩宿の本陣」前で、馬を降りてこの桜を鑑賞したという言われ、または、この桜の木に馬をつないだ場所という言われがあるそうで、「駒止めの桜」という別名もあるそうです。


 すぐ後の狩宿は「井出館」、頼朝公が富士の巻狩りの際に、本陣をおいた場所です。


 本日と明日10日は丁度、狩宿さくらまつり開催中。狩宿能などの鑑賞会も行われていました。


  800年の時空間を感じ・・・・・・
    富士山にかかった雲も流れて、富士山とコラボできました。




 下馬桜から車で5分ほどのところに、仇討ちで歌舞伎の題材にもなっている、曽我兄弟のお墓がありました。仇討ちは、源頼朝の富士の巻狩りの際に行われた事件と。
 鬱蒼とした杉林に囲まれていました。




 雪解けが進んでいる富士山。
厳寒の冬とは表情、色合いが変化し、輪郭もやわらかく、やさしい富士山です。



 田んぼ脇の用水路も、雪解けで水かさが増し、ゴーゴーと音をたてて流れていました。


 初めて見る野鳥。  図鑑で調べたら、「ウソ」という名の野鳥でした。
ヒーホーと口笛のように鳴くそうです。いつかその鳴き声を聞いたような・・・・・。

 山ざくらの静かな力、
       心に残る一日でした。



にほんブログ村 旅行ブログ スペイン旅行へ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する