フランス㉒ あきらめかけた りんごの礼拝堂
バスは、ファレーズの町に入って来ました。
あらかじめ 礼拝堂の名前を バスのドライバーさんに見せたら
うなずいてもらえました。
あ~~~~っ よかった! !
ドライバーさんが ここで降りなさいと声をかけてくれました。
狭い町なのですが、あちらこちらを歩いて、ツーリストオフィスを探しました。
礼拝堂には電話はなく、問合わせ先は、ファレーズのツーリストオフィスなっていましたが、問合わせても、係員の応答、何をいってるのか・・・・応答がはっきりしませんでした。
中心部には、こんな素敵な教会が・・・・・。
ようやく探し当てたインフォメーション・・・・・・。
しかし、開いている時間帯なのに・・・・・・。
扉は閉ざされ、中には人影が見当たりません。
通りがかりの人は・・・・・「やってないよ」みたいなジェスチャー・・・
困った・・・・・・。どうしよう・・・・・・。
タクシーを探し歩いても、それらしき車は全然見当たりません。
取り合えず、町なかのコンビニのようなカフェに入り、策を考えることに・・・・・。
カフェのおばさんにタクシーをお願いしてみたら、親切にも、電話帳を見ながら
5,6件電話をかけてくれました。
しかし、応えは「No~~~~」みんな営業していないようです。
おばさんに、礼拝堂の名前を見せても、知らないと首をかしげるだけ・・・・。
おばさんにお礼を言い、カフェを出ました。
どの地図を見ても、礼拝堂は載っていないのです・・・・・・。
残念だけれど・・・・。
ファレーズだって、観光できる場所があるじゃない・・・・。
ここには、現在のイギリス王室の開祖となったノルマンディ公ウィリアム征服王
生誕の地、 この地方で最初に建てられた石造りのお城が観光できるはず・・・・・。
とウィリアム征服王のお城まで来てみました・・・・・。
石造りのお城、ここは第2次世界大戦、ノルマンディの戦いの際にかなり破壊され、
一部修復されていて 内も見学できました。
小高い丘の上からファレーズの街並みが一望できます
同じ色、同じ形の屋根が整然と並んでします。
坂を下ったところに
ありました! ! !
旅行案内所が! !
そして 営業していました! !
係の人に礼拝堂の名前(サンマルタン・ド・ミュー)をメモで渡したら、うなずいてもらえました! !
「タクシー」とお願いしたら 手配してもらえました! !
15分ほど待てと メモで対応してもらいました! !
うれし~~~~~いっ! ! ! 感謝、感謝です。
テンション上がりっぱなしです。
タクシーは自家用車のようなワゴン車です。
ドライバーさん、とっても感じのいい方で、自己紹介をして頂き、握手を・・・・。
田んぼのあぜ道のような狭い農道を走り、こんもりとした林を抜けて、走ること、10分
ほど・・・・・・。
ついに到着しました! !
憧れのりんごの礼拝堂に! !
感激です! !
ドライバーさんには、ここで30分ほど待っていてほしい とお願いしたら、快く引き受けて頂きました。
いよいよ礼拝堂の中に入ります。