親戚を見送りに東京駅に行きました。
駅構内は人でごった返していましたが、帰りぎわにホームを覗いてみたり、
外に出て丸の内側から東京駅を見てみたり、
周囲に足を伸ばしたり・・・・・・色々探検してみました。
東京駅の駅舎は最近(平成24年)、100年前の大正時代の開業当時の姿に復元されました。
営業を開始したのは1914年(大正3年)。
駅名は「中央停車場」だったそうです。
改修後の駅構内は一つの街のようです。
エキナカの食品売り場は人、人、人・・・・・・・すご~~~い熱気。
5.6番線のホームにのぼってみました。
大正3年の開業当時の支柱がありました。鋳鉄製でしょうか。
柱の上の方におしゃれな模様があります。
歴史を感じます。
更にホーム真ん中あたりまで来ると、「ゼロキロポスト」がありました。
新幹線をはじめ、東海道線、中央、総武、東北線などの起点はすべて東京駅とのこと。
その位置を示すのが、このゼロキロポストなそうです。
何度もここを通っていたのに、初めて気が付きました。
そして、ホームを見たら、こんな表示。
これは、「信号機はここですよ」の意味で、電車が所定の位置よりも前に停車した時に、
所掌さんが確認する標識とのことだそうです。
注意して見てみると、色々な物が見えてきます。
ショップも充実しています。
目にもさわやか。楽しいシャベル発見!!
この鉄柱、「戦後の東京駅復旧工事の際に、材料不足のため、
「旧日本海軍の 潜水艦の 潜望鏡 を利用した柱」と書いてあります。
強度もしっかりありますと。
潜水艦の潜望鏡とは、驚き!!!!!
駅舎の地震対策、リニューアル時に行われています。
免振工法についての構造の説明も書いてありました。レンガ造りなのに、見えないところ
に色々な工夫が織り込まれていました。
レンガの中は二重に鉄骨が入っていました。
カラフルなバッグ発見!! 色々並んでいます。 レイアウト面白いです。
復元された注目ポイントのひとつが、南北ふたつのドーム状の屋根。
中から天井を見上げると、八角形の美しい天井。
まるで万華鏡のよう!!!
グリーンの干支のレリーフがあります。(小さくてごめんなさい)
八角形なので、レリーフは8匹。
省かれているのは、卯,酉、午、子で各干支は方角を示しているそうです。
ドームの外見、色、デザインがすてきです。
このドームは昭和20年、空襲により焼失。平成24年の復元で元の姿に戻っています。
100年前にこんな建物が、ここにあったんだ~~・・・。と感心してしまいます。
外に出て中央郵便局の屋上から、東京駅、見てみました。
レンガのレトロモダンな感じが魅力的です。
郵便局の屋上は芝生が敷かれ、都会のオアシス。
空と 日差しが 気持ちい~~~いっ!!!
郵便局一階のショップにこんなオブジェがありました。
ダチョウが・・・・・たのし~~~いです。
ついでに 大手町の駅まであるいてみました。
東京駅からあるいて10分程度です。
大手町のオフィス街に突如として現れる森、「OOTEMORI」
ここには「大手町の森」と呼ばれる広場が整備されています。
2mの厚さで、千葉の君津市から移植した200本あまりの高木と草木類が植樹されています。
この石垣、皇居の延長なのでしょうか??
しっかり森林浴できます。
ビル街の谷間の緑・・・・癒されます。
東京駅の賑わいが うそのような、静寂・・・・・でした。
古くて新しいレトロモダンな東京駅は
全国から人が集まり、全国に人が帰っていく場所です。
それぞれのストーリーを持って・・・・・・・
東京駅にも色々な歴史のストーリーがあったようです。
身近なようで、余り知らなかった東京駅、
色々発見な・・・・東京駅でした。