ちょっと散歩 ~2016東京駅~


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親戚を見送りに東京駅に行きました。


駅構内は人でごった返していましたが、帰りぎわにホームを覗いてみたり、
外に出て丸の内側から東京駅を見てみたり、
周囲に足を伸ばしたり・・・・・・色々探検してみました。



東京駅の駅舎は最近(平成24年)、100年前の大正時代の開業当時の姿に復元されました。


営業を開始したのは1914年(大正3年)。
駅名は「中央停車場」だったそうです。


改修後の駅構内は一つの街のようです。
エキナカの食品売り場は人、人、人・・・・・・・すご~~~い熱気。



5.6番線のホームにのぼってみました。



大正3年の開業当時の支柱がありました。鋳鉄製でしょうか。
柱の上の方におしゃれな模様があります。


歴史を感じます。



更にホーム真ん中あたりまで来ると、「ゼロキロポスト」がありました。
新幹線をはじめ、東海道線、中央、総武、東北線などの起点はすべて東京駅とのこと。
その位置を示すのが、このゼロキロポストなそうです。


何度もここを通っていたのに、初めて気が付きました。



そして、ホームを見たら、こんな表示。
これは、「信号機はここですよ」の意味で、電車が所定の位置よりも前に停車した時に、
所掌さんが確認する標識とのことだそうです。


注意して見てみると、色々な物が見えてきます。



ショップも充実しています。
目にもさわやか。楽しいシャベル発見!!



この鉄柱、「戦後の東京駅復旧工事の際に、材料不足のため、
「旧日本海軍の 潜水艦の 潜望鏡 を利用した柱」と書いてあります。
強度もしっかりありますと。


潜水艦の潜望鏡とは、驚き!!!!!



駅舎の地震対策、リニューアル時に行われています。


免振工法についての構造の説明も書いてありました。レンガ造りなのに、見えないところ
に色々な工夫が織り込まれていました。



レンガの中は二重に鉄骨が入っていました。



カラフルなバッグ発見!!   色々並んでいます。  レイアウト面白いです。



復元された注目ポイントのひとつが、南北ふたつのドーム状の屋根。
中から天井を見上げると、八角形の美しい天井。


まるで万華鏡のよう!!! 



グリーンの干支のレリーフがあります。(小さくてごめんなさい)
八角形なので、レリーフは8匹。
省かれているのは、卯,酉、午、子で各干支は方角を示しているそうです。



ドームの外見、色、デザインがすてきです。
このドームは昭和20年、空襲により焼失。平成24年の復元で元の姿に戻っています。


100年前にこんな建物が、ここにあったんだ~~・・・。と感心してしまいます。



外に出て中央郵便局の屋上から、東京駅、見てみました。



レンガのレトロモダンな感じが魅力的です。



郵便局の屋上は芝生が敷かれ、都会のオアシス。
空と 日差しが 気持ちい~~~いっ!!!


郵便局一階のショップにこんなオブジェがありました。
ダチョウが・・・・・たのし~~~いです。


ついでに 大手町の駅まであるいてみました。
東京駅からあるいて10分程度です。



大手町のオフィス街に突如として現れる森、「OOTEMORI」



ここには「大手町の森」と呼ばれる広場が整備されています。
2mの厚さで、千葉の君津市から移植した200本あまりの高木と草木類が植樹されています。


この石垣、皇居の延長なのでしょうか??



しっかり森林浴できます。


ビル街の谷間の緑・・・・癒されます。


東京駅の賑わいが うそのような、静寂・・・・・でした。



古くて新しいレトロモダンな東京駅は
全国から人が集まり、全国に人が帰っていく場所です。
それぞれのストーリーを持って・・・・・・・


東京駅にも色々な歴史のストーリーがあったようです。


身近なようで、余り知らなかった東京駅、
色々発見な・・・・東京駅でした。





ちょっと旅 ~2016富士、西湖~

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富士山西湖畔の「いやしの里 根場」に行ってきました。


この地区は「かぶと造り」と言われる萱ぶき民家が立ち並ぶ集落。
昭和41年の台風による土砂崩れの被害を受け、ほとんどが消滅したそうです。


その後、この地域の人たちは、約40年かけて昔の姿を蘇らせ、なつかしい山里の姿で、観光客を引き寄せています。
これが「かぶと造り」の屋根です。厳しい自然の暮らしの威厳を感じます。




茅葺屋根の民家・・・・せせらぎ・・・・のどかな山里・・・雰囲気大いにありです!!!


民家の軒先で、竹ざるを編んでいる人がいました。
この地域の「郡内ざる」です。


この模様すてきです。竹の香りします。
見ていると、何かつくりたくなる気持ちになってきます。


大好きなネコグッズ、たくさんありました。ワクワクで~~す!!!


富士山の湧水で冷やしたラムネ。おいしそう!!!


陶芸屋さん。粋な富士山色々です。色合いが好きです。


懐かしい水車・・・・・のどかな午後・・・・・・。雰囲気づくり満点です。


箸置き・・・ネコくん、ちょっと ふてくされてますか??


ひょうたん畑発見!!  ながくてスマート。色々使えそうです。


このひょうたん、こんなにすてき~~に変身!!!
磨けば、ひかりるです。
わたしも挑戦してみよう!!!
加工していないひょうたんを、一つ買いました。


この地方の人形「さるぼぼ」でつくられた富士山・・・3776個あるそうです。
和布の深い感じ、出ています。


いらっしゃいませ・・・・いえ~~いっ!!!


また来てね。待ってるよ~~っ!!!


雲がとれてきました。


なつかしいけど新鮮、魅力ある山里。
観光地として復元するための 緻密な努力が垣間見えました。
景観を守る工夫、色々ありました。
この地域の人たちの40年に渡る復興のパワーを感じる場所でした。



西湖は比較的人が少なく、静かです。外国の方が多く,サイクリング、釣り、ジョギングなどを楽しんでいました。


西湖コウモリ穴に寄ってみました。樹海を通ってコウモリ穴へ。


溶岩が流れて出てきた空洞です。あちらこちらに見られました。


コウモリ穴の中です。コウモリは見当たりませんが、溶岩が流れた痕跡が。


「縄状溶岩」溶岩の流れた跡がはっきりわかります。粘性の少ない溶岩とのこと。


コウモリ穴の入場口と並んで、2010年、ここ西湖で発見された奇跡の魚「クニマス展示館」がありました。
4年かけて人工ふ化に成功、一度絶滅した幻の魚です。地元の人たちの努力が実りました。


クニマスの成魚です。とても神秘的。美しいです。



こちらはクニマスの稚魚。すばらしい透明感です。目の前で成長過程が見られます。


こちらは、「おいかわ」という魚、虹色にかがやいています。

西湖にはこんな魚たちが住んでいます。
何か、ロマンを感じます。


西湖周辺の旅。
ここには、また訪れたくなるなつかしさがありました。


根場の軒先に、こんな心遣いありました。

ちょっと旅 ~2016 忍野八海~

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5月4日
今日の富士山、すっきり晴れました。


朝霧高原付近です。

昨夜の雨でまた、雪どけが進んだようです。


道端でりんどうのような可愛いお花、見つけました。




5月3日、山中湖近くの花の都公園と、忍野八海に寄ってみました。
花の都公園は30万平方メートルの広大なお花畑です。


色々な種類のチューリップがたくさ~~ん。なにしろ広いです。


山裾に日差しも心地よく、鯉のぼりも のどか。


大きな水車と、清流と、新緑と・・・。みどりのやすらぎです。


水辺の空間です。時間ごとに滝が流れる演出がありました。


温室の中の花々・・・。
咲き誇るという感じです。豪華に・・・・・。
サボテンの花、黄色がさえます。


サイネリア??  目にも彩か、そして姿、可憐です。


ゼラニウムいろいろ。はっきりした色や配色がきれい。


手作りコーナー。ドライフラワーを使ってメルヘンに。


富士山噴火時の溶岩樹型、色々ありました。
倒れた木々が、溶岩に埋まった痕跡です。木は溶岩の熱で燃えてしまいます。


忍野八海といえば、富士山のおいしい雪どけ水です。
水の中に手を入れていると、キ~~ンとしてきます。
この水、ここに届くまでに20年の歳月がかかっているそうです。
じっくり濾過されています。


富士山の雪とけ水は、ここ忍野で八つの湧水「出口の池」「お釜池」「底抜池」「銚子池」[湧池」「濁池」[鏡池」「菖蒲池」になります。
古くから富士山信仰の霊泉となってきました。


底抜池のある茅葺き民家と富士山、もう少し晴れていたら・・・と。ちょっと残念ですが、池の雰囲気が厳かで神秘性を感じます。


この忍野八海は、世界遺産富士山の構成資産の一部として、認定されているそうです。


透明度がすごいんです!!!
鯉が空中を飛んでるようにも見えます。


天然記念物、名水百選にも指定されています。


茅葺屋根の民家の玄関先にこんな飾りがありました。


この地域で「ヒイチー」と呼ばれ、小正月の道祖神祭に、色とりどりの吹き流しをつけて魔除けにしているのだそうです。

湧水の数々、エメラルドブルーの神秘・・・・水はすべての源です。
湧水にパワーを感じた忍野八海でした。






ちょっと旅 ~2016 富士芝ざくら~

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4月30日から富士山周辺を廻っています。
日によって富士山の表情は色々・・・・・・。
今日は青空とくっきり富士。ラッキーな一日です。


富士芝桜を見に行く予定でしたが、渋滞に巻き込まれ、脇道へ。
これは、富士桜です。この辺にたくさん咲いています。



富士桜は、1~2㎝の小さな桜です。ここ富士山周辺や箱根付近に咲く、日本固有のさくらとのこと。
もうかなり散っています。
下を向いて控えめに咲く特徴があると。



精進湖付近、芽吹きの季節。やわらかいみどりのシャワーです。


下方には、西湖と青木ヶ原樹海。
遠くの南アルプスはかすんでいます。


山道を走っていたら、鹿 発見!!!
振り向いています。


警戒しています。が、かわい~~い!!
凛々しい感じ。 逃げません。


すぐそばでこんなキノコが!!! スマホで調べてみたらアミガサタケ??
初めて見ました。


上九一色村付近の牧場に咲いていた満開のさくらと富士山。
ぬけるような青空です。
電線がちょっとジャマでした。

渋滞が収まりそうにありません。
今日は芝桜あきらめ、明日の早朝行ってみることにしました。




5月1日
朝8時にはもう芝桜周辺の道路は渋滞が始まっていました。
駐車場はすでに混み合っています。


今日の富士山は晴れているのに、うっすらと霞んでいます。
昨日行っておけばよかったと、ちょっぴり後悔。
でも・・・なんとかうす~~く見えます。
見晴台から。手前の芝桜との共演です。


濃いピンクが映えます。80万株の芝桜、
会場の花の文様は 巨大な竜を象っているのだそうです。


ムスカリも沢山咲いていると見事です。
むらさきがきれい!!! ちょうど見ごろです。


下から見た、芝桜富士と富士山。富士山の感じ、よく出ています。


光の向きで、色彩やかです。


アネモネでしょうか。華やか。


ピンク一色、幸せ気分になります。


芝桜よかったです。これだけの作品の作成に携わった方々、すごいと思います。
気温がぐんぐん上昇しています。これから西湖に向かいます。




ちょっと散歩 ~2016 神楽坂~

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4月26日、きょうは、神楽坂に寄ってみました。
もう夏日な感じ、紫外線が半端じゃないです。ジリジリと・・・・。


「神楽坂」の名前の由来は
津久戸明神が牛込に移る時に、お神輿が重くて 坂を登れずにいたところ、
神楽を演奏したら、簡単に登ることができたから・・・・・
という言われがあるそうです。



この坂、全国的にも珍しい逆転式一方通行。
午前中は「坂上→坂下」午後はその逆と、注意が必要です。
そうなった背景に、
その昔、田中角栄が目白台の自宅に帰宅する際に通るこの道、混雑を避けるために便宜を図ったからという説もあるとか。



坂を上って、裏通りの「芸者新道」沿いに、カフェや和食処・・・
この道は、芸者さんが料亭から料亭を移動する時に、表通りを避け、抜け道としてこの道を使ったことから、この名がついたと。


大正時代には、花街としてにぎわった街、料亭があちらこちらに。


表通りの雑貨屋さん、
猫グッズも色々ありました。
このネコ君、以外にも、複雑な表情です。



狭い路地を入り、狭い階段を下りる途中の懐石料理のお店・・・
あじな 鯉のぼりです。


看板も表示もありません。  
この暖簾だけです。
腕に自信ありっていう お店な感じ。


すてきに自己中なおネコさん!!


メイン道りの中ほど、毘沙門天善國寺、ふじ棚が見事でした。



親子でおすまし・・・お出かけしてきま~~す。


今ではめずらしい、履物屋さん。さすが芸者さんの街です。


鯉のぼりも  スタンバイOK。


坂の下に八百屋さん、旬な野菜が色々ありました。


パリやスペイン風のレストラン、緑が効いてます。




ほっこりネコくん、いい夢みてる??


住宅街の一角、目立たない場所なのに、この配置や色でPRしています。
中に入ってみたくなります。  ジャズバーのような感じでした。


Y字路に建つ英国風のバー、存在感あります。
昼ですが、ロックでスコッチウィスキー いただきた~~いです。



名前もおしゃれな 「かくれんぼ横丁」・・・
芸者さんの置屋や料亭が点在しています。
石畳の迷路のように入り組んだ道に数々の名店があります。
ほんとうにかくれんぼできそう。
芸者さんにも、その角で出会えるかも。


お店の案内入れ、おしゃれですね。


おいしそうなステーキ屋さん。今度みんなをさそって来よう!!


黒塀が雰囲気醸し出しています。


中庭がすてきです。ランチは意外にリーズナブル。


表通りの歯医者さんの看板、磨き方教えてます。
白がまぶしく、たのし~~い!!!


陶芸教室のお店で、こんなランプシェイドを見つけました。
メルヘンな灯り、絵本からぬけ出てきたようです。



神楽坂には、何度か来ているのですが、カメラを持って歩くと、普段何気なく歩いていた道でも、新しい発見があります。


狭い路地の民家が居酒屋だったり、
人通りの少ない路地のお蕎麦屋さんに行列ができていたり、
階段の途中に、手作りアクセサリーのお店があったり、
エクゾチックなカフェ、路地の奥のジャズバーなどなど。


神楽坂は 江戸情緒と今どきの新しさが混在して、十分に楽しめる刺激的な街です。


店先に飾られていた 日本画のような見事なクレマチスや
情熱的な深紅のダリアです。神楽坂の街を象徴しているようです。