新羅時代の高い石造技術・・・ 慶州・仏国寺


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韓国の旅も最後の慶州まで来ました。


道沿いの清らかな川、手付かずの自然が残る吐含(ハトム)山西麓です。
墨絵のような険しい山々に囲まれていました。


ここ仏国寺は 
新羅時代、景徳王代の金大城によって建立された 仏教寺院とのこと。


8世紀、新羅時代に造られた土木、建築、石造技術の高いレベルを示す、
貴重な文化遺産が残っていて、韓国の中学生の修学旅行の定番にもなっているそうです。


1995年に世界遺産に登録、何度か補修され、今の姿となり、一般公開された
とたんに 一気に観光地として有名になつたそうです。


ゆるい坂を登ります。

冷えています。その分 澄んだ空気に囲まれています。


四天王が睨みをきかせている、天王門です。
色鮮やか・・・・・。


いくつかの門をくぐるたびに、現世から極楽浄土へと向かうよう設計されて
いるのだそうです。


この階段を登ると二つの門がありました。


大雄殿を中心とする彼岸世界への入口にあたる門とのこと。
1500年も前の新羅時代の石造の技術力の高さを感じさせる 紫霞門と 安養門です。
どこか なつかしい感じがします。


国宝に指定されているそうです。


こちらが紫霞門に上る石段です。
この石段の上方の16段が白雲橋、下方の18段が青雲橋と呼ばれているとのこと。


「橋」という名前がついているのは、俗世と仏国土との架け橋という意味があるのだそうです。


石段を一段一段登り、仏様の世界へ・・・荘厳で神秘的な世界観を表しているとのこと。


本殿の大雄殿です。
経論を講説する講堂とのこと。
この境内は、釈迦如来の彼岸世界といわれているそうです。


この屋根の模様、素晴らしい!!です。


本堂がある境内には、統一新羅時代の8世紀に創建されたそのままの姿で、
対照的な二つの石造の塔がありました。


そのひとつの 当時としては、斬新なデザインの多宝塔です。
10ウォン貨幣にも描かれているほどの造形美なそうです。


一層目が四角、二層目が八角、三層目は円と、上にいくにしたがって、丸味をおび、
力強さから、やわらかさを、仏教の世界は、角がとれて丸くなるということを表しているとのこと。


毘蘆殿には、見事な仏像が! !
輝いています。
日本の、わびさび的な古色とはかなり違います。
華やかです。


でも、奈良の大仏にどこかお顔が似ている感じがします。
不思議な魅力が・・・・。


本堂のほかに4つある法堂には、各々違った仏像が祀られてあり、
雰囲気も少しづつ違っていました。


仏国寺の中は、凛とした空気。
手付かずの自然が残る この山の中のお寺をめぐり、身も心も清められた感じがします。


仏国寺を出て、昼食は麓の茶屋で山菜料理やチヂミを頂きました。


初めて食べる名前の知らない山菜の数々、説明していただきましたが、歯ごたえがあってなかなかの美味でした。

これから慶州の古墳公園と東洋最古の天文台に行きます。








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モンサンミッシェル 天に伸びる 修道院


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修道院の付属教会です。 教会は修道院の一部になっているようです。

尖塔には、聖ミカエルの像が。
真っすぐ! !         天に向かって伸びています。


教会の中も とっても天井が高く、いつの間にか晴れはじめてきた太陽の光が
差し込んで 荘厳な雰囲気に。


教会の入口に面した西のテラスからです。
海を見渡す素晴らしい眺め・・・・。



ノルマンディからブルターニュまで、ワイド! ! な眺めです。
海の向こうはイギリスです。


潮が引いた干潟、美しいグラデーション! ! 裸足で歩きたくなります。
晴れてきて、  海が青く見えてきました。


緑を囲む回廊、北側の空中庭園になっています。


柱は、2重の円柱が少しづつずれながらの 造りになっていて、
回廊がずうっと遠くまで続いているような 錯覚を感じさせるように
なっているとのこと。


石造り、グレー一色の中でホッとする空間です。


オベール司教の彫刻です。


大天使ミカエルがオベール司教の額に指を触れ、聖堂を建てるよう命じている様子な
そうです。


騎士の間です。 この曲線が美しいです。
修道僧たちの仕事部屋とのこと。
天井まで届く大きな暖炉もありました。


重厚感のある太い柱、荘厳な雰囲気です。


聖マルタン礼拝堂です。
11世紀に建てられた当時の姿がそのまま残っているのだそうです。



アーチや小窓のデザインが美しいです。


モンサンミッシェルの一番高い尖塔の上、金色に輝く聖ミカエル
(フランス語読みでサン・ミツシェル)像が はっきり見えてきました。

   
剣を持ち龍を退治している姿なそうです。


せっかく晴れてきたのでもう一度。
海に浮かぶ  モンサンミッシェル。魅力的です! !
潮が早いペースで引いています。


満潮になると島全体が海に囲まれます。
潮の満ち引きとともに表情を変える この美しい姿が、一昨年、この島に渡る
橋の完成により、復活したそうです。


これから今日泊まる 島の中のホテルに行きます。





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心洗われる 世界遺産 海印寺へ


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全州からバスで一時間程行ったところに、こんな面白い形の山が
見えました。


馬の耳に形が似ているので、馬耳山と言うそうです。
愛嬌たっぷりです。
ジブリのトトロの耳のようにも見えます。


海印寺が近づいてきました。


この辺り一帯は、伽耶山国立公園とのこと、山登りを楽しんでいる人も
見かけました。


紅葉は終わっていますが、冬枯れの景色も味があります。
海印寺は この秘境という感じの 山の中腹にあります。


海印寺は1200年あまりの歴史を持つ、韓国最大規模の寺院なそうです。
仏教三宝のうちの「法宝」(仏教聖典)がある三宝寺刹のひとつとのこと。


駐車場からは約2km、30分程歩きます。
少しだけ残っている紅葉を楽しみながら、ゆる~~い坂を登って行きました。


ようやく海印寺入口です。


この門は
「世の中のあらゆる煩悩と分別心を振り払って、清浄無垢の心で仏様の世界に入る第一門」なそうです。

襟を正して門をくぐります。


鮮やかなもみじ、とってもきれいです。


この門 基本真理を表す解脱門なそうです。
「現世の苦悩から抜け出して自由の境地に達する」という意味なそうです。
また、襟を正して門をくぐります。


いくつかの門をくぐり、やっと境内へ。
かなり急な階段を登りました。


境内右側にある梵鐘楼です。
日本とはちがい、地面ぎりぎりに吊られていました。


本殿にあたる大寂光殿です。外の壁画には、お釈迦様が出家し、修行を積んでいく話が描かれていました。


金色に輝く本尊仏・・・まぶしいくらいに輝いていました。
いいお顔。慈愛に満ちている感じがしてきます。


1818年に再建されたもので、有形文化財とのこと。


毘蘆殿です。
国内最古の仏様が奉安されているそうです。


この屋根、見事! !です。


海印寺は世界遺産です。対象となったのは、八万大蔵経。
81340枚の経版がここに収められているので、八万大蔵経と言われているのだそうです。


大蔵経とは、仏教聖典のことで、2881258枚の版木に8万4千法文が刻まれているそうです。


1236年高麗時代15年かけて作られたものとのこと。保存方法もかなり工夫されていたそうです。


経版が並べられている様子、圧巻! !です。



お馴染みの般若心経が、売られていました。あの版木で印刷されたものなのでしょうか。


山々に囲まれ、時間が止まったような静けさです。
ここまで登って来ると、すっかり心が洗われた気がします。


もみじと土塀のやわらかい風合いがぬくもりを感じさせてくれます。

これから慶州へ、韓国を代表する世界遺産、仏国寺に行きます。





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伝統家屋の街並み 全州韓屋村を散策しました


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朝鮮王国発祥の地、1200年の歴史がある都市 全州、
ここに約700軒余の韓国伝統家屋が集落を成しているのが、全州韓屋村です。


さっそく歩いて散策です。


韓屋村で人気の 全州殿洞聖堂です。


ここは韓国最初の殉教者を称えるために1914年に造られた聖堂と。
十字架がまっすぐ天に向かっています。
赤レンガと西洋の感じが、伝統家屋の街並みに映えていました。


微妙なカーブの瓦屋根と石塀 、武家屋敷のような家々が並んでいます。


伝統的な韓国の住居なのでしょうか。
木の香りがしてきそうな新築の住居です。


民家の入り口に楽しい絵・・・・。
ここの住人が描いたのでしょうか。
このユーモアに脱帽です。


陶器屋さんの店頭、この笑顔です。


民家に囲まれた手作りのショップ。
ゆっくり見たかった・・・・・。


こんな狭い路地を入って、韓紙の工房を見学に行きました。


紙すきの様子、微妙な加減が勝負という緊張感でした。


この紫、韓国色なそうです。
この紙を使って手作りを楽しむコーナーもあるそうです。


細い路地を通り抜けたり、民家の庭を通ったり("^ω^)・・・
民家の庭にキムチの瓶が・・・・・。
今は丁度キムチを漬け込む時期とのこと。


この辺には、キムチづくりなど、韓国の伝統文化を体験できる施設も数多くあるそうです。


この塀、表情があり、おもしろいです。


寄り道していたら、はぐれてしまいました。


土塀のぬくもり、手入れの行届いた庭木、風情があります。


高台から街並みを見下ろせました。


日本にもこんな町があります。川越や鎌倉のような・・・・。
朝一番、澄んだ空気の中の散策、最高でした。


韓国の家々の暮らし、少しだけ垣間ることができ、歩いていてとても楽しかったです。

これから馬耳山から、世界遺産の海印寺に向かいます。




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黄金に輝く国宝の数々 弥勒寺そして全州へ


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百済は紀元前18年から660年まで700年あまりの間、この地方の古代国家として
栄えたそうです。



その歴史地区の中の扶余という町に寄りました。


ここは、国立扶余博物館です。ここには必見の国宝が・・・・。


この時代の最高傑作とされている国宝「百済金銅大香炉」です。


この美しさ! !
直に見るとすごいです! !
1300年以上前の作品です。  
この工芸技術、見事! !としか言いようがありません。


蓋の上には翼を広げた鳳凰が。
1993年に陵山里寺址という所で発掘されたそうです。
その時代のどんな人が作ったのでしょうか・・・・。


まだ余韻が残っています。
博物館の庭には、かりんの実が・・・・。
色鮮やかです。


百済の歴史地区、溢山の百済王都跡、弥勒寺址に来ました。


これは、百済末期武王時代にこの地に造られた3つの塔、3つの金堂、
回廊をもつ弥勒寺の模型です。


日本の京都、奈良にも似ています。
中国から韓国、日本へと建築様式が伝わってきたのでしょうか。


西暦600年頃に創建されたこのお寺、特にこの花崗岩で作られた塔は百済人の独創的な作品として、歴史的に高い価値があるものなそうです。


西側の石塔は、崩壊が進みながらも、1400年前の原型のまま、1910年に発見され、
補強工事が行われたそうです。


現在は解体修復中で、残念ながら見ることはできませんでした。


発掘調査により、発見された遺物には、価値ある品々が・・・・。


特に金製舎利壺は国宝中の国宝とのこと。実際に見ることはできませんでした。
これは、展示室の写真です。


外壺の中には、内壺が入っていて、その中に瑠璃(ガラス)や
玉などの宝石があったそうです。


弥勒寺から5㎞ほど離れた所にある王宮里遺跡です。


最近この場所は百済30代王、武王によって、遷都された可能性が高いとして、注目
浴びはじめているとのこと。



もうじき日が暮れます。
この雰囲気が、日本の奈良によく似ています。


今日の宿泊地 全州に到着です。


全州はビビンバ発症の地とのこと、市内のビビンバの老舗で このビビンバを頂きました。


食前酒の母酒も甘くて美味しかったです。 本場ビビンバの味、最高でした!!


全州の宿は、繁華街のど真ん中。


丁度この日は韓国  高校生のセンター試験が終わった日ということで、たくさんの若者があちらこちらで、弾けていました。


あしたは、全州の伝統家屋の街並みを散歩し馬耳山、海印寺、仏国寺などたくさんの世界遺産を回ります。




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