京料理いもぼうをいただく 京都春旅・2024③
夕食は知恩院の南門から円山公園に出てすぐの
いもぼう本店でいただきました。
さっそく、入店
江戸時代の中頃から約300年に渡り、
「いもぼう」一本で営み続けてきた由緒あるお店らしい。
「いもぼう」初めて聞く言葉です。
「いも」は海老芋。「ぼう」は棒鱈。
その二つが合わさり、「いもぼう」が出来たそうな。
長い廊下を通り抜け、個室に案内して頂き
頂いたのは
湯とうふセット 3,850円(税込)
いもぼうは単品でも注文できますが、
ちょこちょこと小鉢があるのはうれしい♪
まずは、先付
生湯葉刺身
とろろの海苔巻き
湯豆腐
そして、いもぼう !
初めてたべたいもぼう。
大きな海老芋の中までしっかりと、鱈の味が染み込んでいます。
近い味でいえば、イカと里芋の煮っころがしのような…
棒鱈は甘辛く味付けされていて、芋とのバランスが絶妙 !
「これぞ京料理 ! 」と実感させてくれるお料理
やはり京都の味は奥深い。
京都の素朴な料理に触れられて、満足なひと時でした。
ちなみに
京都のいもぼうは本店と本家2つあり、
「京名物いもぼう平野屋本店」は、知恩院の南門から円山公園に出てすぐ右側に
「京名物いもぼう平野屋本家」は、円山公園内にあり
100メートルも離れていないそう…
観光客はどちらに行ったらいいか戸惑うでしょうね。
本家と本店の違いをネットで調べたところ、
どちらもホンモノで味の違いもないそうです。
本家のサイトには
近くによく似た名前の店がございますが、
当店とは異なりますのでお間違いの無いようにお越し下さい。
なんて書かれています。
両店の関係が良好なのかは不明
どちらの店も、歴史と伝統を背負って300余年の創業を誇り
微妙なライバル関係も、ひょっとして演出なのかも?
なんて余計なことを考えて…
外に出たら、八坂神社の桜がキレイでした。