思い出旅-42- フェルメールの故郷デルフト
せっかくオランダに来たのだから、
フェルメールが 人生のほとんどをすごした街、
デルフトを訪ねてみました。
マウリッツハイス美術館のあるデン・ハーグから電車で20分程、
運河沿いに広がる 明るくて
こじんまりとした 街並みです。
運河沿いの道、 旧教会を目指して 歩くと・・・・。
「デルフトの小路」の絵のよう・・・ レンガ造りの家々が並んでます。
デルフト運河から見た旧教会は、
1325〜50年頃につくられたデルフト最古の教会・・・・
ピサの斜塔のように 少し傾いています。
内にはフェルメールのお墓が。
教会内はとっても天井が高く、広々~!
静かに落ち着いた時間を過ごすのに もってつけの場所。
日が当たって きらめくステンドグラスがとってもきれいです。
フェルメールは1632年オランダのデルフトに生まれ、
生涯デルフトの街で過ごし・・・・
自分の絵が こんなに有名になるなんて知らないまま、
1675年12月15日に亡くなったそうです。
享年43才と。
お参りして、感謝のお祈りをしました。
旧教会から5分くらい。
今度は 街の中心部 マルクト広場にある 新教会が見えてきます。
108メートルの高さの尖塔。
フェルメールが洗礼を受けた場所なそうです。
1536年の大火で 塔のてっぺんが真っ黒焦げに。
教会の中には、こんな斬新なステンドグラスもありました。
真向いには、フェルメールの生家が・・・・。
この辺りでしょうか?
ご両親は 宿屋兼画商を営んでいたそうです。
さっきマウリッツハイス美術館で見てきた 、
「デルフトの眺望」です。
運河に囲まれたデルフトの街を
市の南端にあるスヒー川の対岸から眺めた風景なそうです。
ここマルクト広場でも、目の前に
新教会や とんがり屋根のふたつの塔も見ることができました。
フェルメールが1660年に描いた デルフトの街は、
今でも そんなに変わっていません。
400年もの歳月がたっているのに ヨーロッパの街並みって すごいです。
「もしかしたらフェルメールもこの道を歩いていたかも…」と思いながら
散策したデルフトの街・・・・、
フェルメールは とってもデルフトの街を愛し 美しいと感じて、
「デルフトの眺望」を描いたんだなっていうことがよくわかりました。
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明日からベトナムに行ってきます。
その後所用で、3月はじめまでブログの更新をお休みします。
帰りましたら、また 旅の様子、報告していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いします。