ちょっと散歩~2018 青木ヶ原樹海、コウモリ穴

富士山の裾野に広がる青木ヶ原樹海
そのガイドツアーに行ってきました。


青木ヶ原樹海は自然豊かな神秘の森~♫


ツアーは、世界に誇れる大原始林が残る青木ヶ原樹海と


国の天然記念物として1200年以上前からある溶岩洞窟、


この2つを楽しめるガイドツアーです。

樹海に精通したガイドさんが 個性豊かに


自然解説を交えながら、ゆっくりと散策するツアー!


出発は 西湖いやしの里根場ちかくの コウモリ穴案内所。

そこから 青木ヶ原樹海を通り 西湖コウモリ穴にむかいます。


そもそも青木ヶ原樹海って何だろう? 


ガイドのさんいわく、青木ヶ原樹海が誕生したのは今から1,000年以上も昔のこと。


富士山の噴火で流れ出た溶岩にできた原生林で 広さは30~40平方キロメートル


山手線の内側とほぼ同じ面積があるそうです。


溶岩上の原生林としては 日本最大級なそうですよ。

うっそうとした森林は 入ると少しヒンヤリ。
思わず自然の神々しさを感じてしまう場所です。


ガイドさんは遊歩道を進みながら、いろんなことを紹介してくれます。


樹海の磁力の正体や、森の生き物についても、あれこれ~(^-^)

さらに進むと
きれいに整備された、遊歩道が。


方位磁石が狂うから一度入ると出てこられない なーんてウワサもありますが、


樹海の遊歩道は 
とっても気持ちのいい森林浴を体験できます。


森の中はイメージしていた「樹海」とは違っていました。
うっそうとしていますが、薄暗くはありません。


でも、どこまでも同じ景色が広がっていて、一歩 遊歩道から奥へ入ってしまうと、
まったく方向が 分からなくなるかもー(+_+)! 


スマホのバッテリーが切れたら ホントに帰ってこれない?

「雨宿りの穴」です。
残念ですが、周りの苔が踏み荒らされていて、周辺の樹木が衰弱しています。

溶岩の表面だけが固まって残り、
溶岩が流れた跡は、空洞になってしまったそうです。

コウモリ穴に到着しました。
富士山麓の溶岩洞穴の中でも 最大規模なそうです。


1200年以上前から存在する国の天然記念物。 
1年中通して、洞内の気温は0度~4度を保っていると。

入り口をくぐると階段があり、そこを降りると広間があります。


広間の先がいきなりせまーい横穴になっています!
予想していた以上にハード~(゚д゚)!


洞穴内は、ほぼ平坦ですが、天井はかまぼこ形になっていて、
ところどころに溶岩鍾乳石が垂れ下がっていまーす。


ひんやり気持ちいーい!
そして・・・・だんだん 寒ーい!

奥へと進みます!
 中は真っ暗・・・
・・・・恐る・・・おそる・・・・。


溶岩の岩は油断してると 滑ります。


コウモリ穴では二段、三段の溶岩棚を見ることができます。


一番奥にはコウモリの保護区があります。
なにしろ暗いので、覗いてみてもコウモリは見えません。

洞穴の中は、富士山の噴火で流れ出た溶岩が固まる時、
内に 縄状溶岩などが作られたそうです。


こんな感じです。 溶岩の流れがよくわかります。

洞穴内は、体感温度が氷点下 
この夏最高の涼 です~!


1時間ほどで もとの場所にまた、もどります。


青木ヶ原樹海は溶岩の上に樹木が生えているため、
根を深く土の中に張ることができません。

スタート地点に戻り、ツアーは終了です。

中に入れば、別世界!
 迫力ある洞窟の雰囲気が 最高でした。


樹海の大自然の中に入ると、
森は生き物たちのもので、人間が勝手に手を加えてはいけないと
思います。


青木ヶ原樹海って 明るいイメージを持つ人は少ないかもしれないけど、


実は、大自然の神秘や生命力を感じられる パワーに溢れた場所なんだって
感じましたヾ(o´∀`o)ノ♪


うだる暑さの中、夏でもひんやり!


ミステリアスな空気漂う 青木ヶ原樹海、
ぜひ訪れてほしい オススメの場所です。
☆     ☆     ☆     ☆     ☆
西湖ネイチャーセンター(西湖コウモリ穴、クニマス展示館)の連絡先です。
 0555-82-3111 FAX.0555-82-3112
料金は1時間で500円でした。

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