ちょっと散歩2018~ 伊能忠敬の日本図
伊能忠敬といえば、日本ではじめて実測をして、
正確な地図を作ったことで知られています。
忠敬たちはどうやって
精巧な地図を作り上げたのでしょうか。
以前からとっても興味があり、
東京国立博物館で
「伊能忠敬の日本図」という映画が 上映されているのを知って、
さっそく 見に行ってきました。
東京国立博物館は、はじめて行きます。
JR上野駅の公園口を降りて、上野公園に入ります。
動物園とは反対側、
上野公園噴水の向こうに、巨大な建物が見えます。
門をくぐると、
広大な敷地内には 風格あるたくさんの建物( ^ω^)・・・
これが、東京国立博物館の本館、
とにかく大きいです~(゚д゚)!
さっそく、東洋館のミュージアムシアターへ。
伊能忠敬は 50才を過ぎてから隠居し、
独学で勉強して、
なんと~!
56歳から18年かけて、
歩行実測で
前人未踏の日本地図を完成したそうです。
このシアターでは、
その地図の特徴や 実際の測量方法まで、
わかりやすく、バーチャルリアリティで解き明かしています。
上映の内容は撮影できませんでしたが、
実物の日本図は、本館で見れました。
実際の地図は、山々や海岸線の地形、
街道の風景に至るまで、
まるで絵画のような美しさで描かれていましたよ~♫
できあがった地図は、
衛星写真にも引けを取らないほど 精緻なものなそうです。
実測という努力の賜物ですね。
博物館の中はとっても広く、
庭園も見事です。
文化財の収蔵件数は11万4,000件もあり、
収蔵品のうち国宝は87件、重要文化財は634件と、質・量ともに
日本一を誇るコレクションとのこと。
一番印象に残ったのは、
東洋館の「宝冠如来頭部」
タイの アユタヤからの作品なそうです。
この魅力的なお顔、
しばらく立ち止まって 見入ってしまいました~(*^。^*)
ミュージアムショップでは、
記念に 俵屋宗達のこーんな マウスパッドを。
伊能忠敬の 驚くほどの 向学心と体力、
それに
200年も前に作られて、今でも通用する地図に
とっても感動しました~Σ(´∀`;)
この企画 7月1日までやっているそうです。
近くにお住まいで、興味を持たれた方は、
ぜひ おでかけ下さい。