イタリアの旅 -5- カプリ島へ

青の洞窟のある カプリ島に行く船は、ナポリの港からです。


テルミニ駅から 私鉄の特急「itaro(イタロ)」を利用して、最速で1時間10分、

あっという間着きました!
ナポリ中央、チェントラーレ駅。


ナポリからは 洞窟に入れそうなタイミングを見て、
カプリ島に向かいます。


この時期、洞窟に入れる確率は 70%以下という情報も・・・。


どうか 
洞窟に入るチャンスが おとずれますように~_(._.)_!

さぁー!、船の発着所 
ベベレッロ港へ。


時間短縮のため タクシーで・・・・と思ったのですが、


タクシーは~🙅


先日空港からの ボッタクリのお兄さんを思い出して
身軽なので、地下鉄で行くことに~☆

港町ナポリは、ローマとミラノに次ぐイタリア第3の大都市なそう。


治安面で心配していたのですが、
最近は かなり改善されてるそうです。


あちこちで、銃を持った警官がパトロールしています。

地下鉄を通る人たちは、みんなエネルギッシュ~!

迷いながらも ・・・なんとかホームへ。

舌を噛みそうなくらい 言いにくい ベベレッロ港に到着です。 


カプリ島に行く船は 数社から出ていて、
窓口も会社ごとに分かれてます。


もう・・・ゴチャゴチャ~(´・ω・`)


現在、青の洞窟の、観光サインがマル。
なので、チケット売り場はこの混雑~

11時台のチケットが買えると思っていたら・・・・
残念ーーっ! 一人前で満席にーー😞


また 並びなおし
やっと12時台の・・・チケットが買えました~!


ベベレッロ港からカプリ島へは、高速翼船で50分。

いざー!
カプリ島へ~!  !  


遅くなると、それだけ「青の洞窟」に入れる可能性が低くなってしまいます。


高速船は上下に大きく揺れるので、船酔いしそうになりましたよ。

カプリ島、マリーナ・グランデへ到着しました。


マリーナグランデはカプリ観光の玄関口です。

道沿いに歩いていくと、青の洞窟ツアーの チケット売り場があります。
早速 チケットを買って、ボートに。

行くまでの景色が まず絶景~!

青く透きとおった海、感動的でした☆◝(⁰▿⁰)◜☆

15分くらいで、青の洞窟へ到着!
でも、このボートで移動できるのは青の洞窟 手前までです。


洞窟の入口は狭くて、さらに小さな4人乗りのボートに乗り換えます。


洞窟前では、
ハイシーズンは一時間以上待つこともあるそう。


きょうは、運よく待ち客が ほとんどいなくて ラッキーです。

後ろについてきた船に乗り換えます。


縦に2人ずつ。
いよいよ次―♥
ドキドキです~! 

さあーっ ―(≧∇≦)ー
あの 小さい穴にー! 


仰向けでぴったり横になって!と指示され
おじさんが手綱を引っ張り 一気に洞窟内へー!!  


わあーーーーっ! ! !

ちょつと旅~2018  遠野物語

ここは、岩手県遠野市。
柳田國男の「遠野物語」の舞台です。

岩手県の遠野は「民話の里」とも呼ばれるほど 
古い言い伝えが たくさん残る町。

その言い伝えを
民俗学者の 柳田國男がまとめ、


今から100年以上も前に刊行したのが「遠野物語」なそうです。
よくある昔話のような「昔々あるところに」という形じゃなくて、


具体的な 場所や人名が出くるのが この物語のおもしろいところなそう。

この本は むかーし読んだのですが、強烈な印象だったのを おぼえています。


あれからもう 何年もたって・・・。
現地で聞く遠野物語ってどうなんだろう。


さっそく、語り部さんの昔話が聞ける
「とおの物語の館」へ行ってみました。

お話し中は撮影禁止ー😞。


「昔と比べると、遠野弁も ずいぶん標準語化されました」と
語り部さんは言ってましたが、


なんの なんの。
地の言葉で語られる昔話は、ホント異国の言葉のようで 


懐かしい感じもして( ^ω^)・・・
おもしろかったです。

語られた物語は、


座敷わらしや 河童や 雪女など( ^ω^)・・・
とっても 魅かれました。

「遠野物語」には妖怪や神様、様々な怪異現象が次々と登場しますが、


きょうは、遠野物語を感じれるスポット
「カッパ淵」に寄ってみることに~(´ε` )

ここは、その昔 たくさんのカッパが棲みついていたと言われー(*_*)、
川辺には“カッパ神”を祀る祠があります。


キュウリを捧げてみました(笑)

ある日、カッパが 馬をこの川に引きずり込もうとして失敗~(´・ω・`)
馬の飼い主に見つかってしまいます。


手をあわせて許しをこうカッパ。
かわいそうに思った馬の飼い主さん、


「これからは、この淵で悪さすんなよ」と伝えて
これを許したとか・・・・。

あたりは静かで、今にもカッパが出現しそうな雰囲気( ^ω^)・・・。


ちなみに、釣竿とキュウリを使って


“カッパ釣り”に挑戦することもできますよ。
ただし『カッパ捕獲許可証』が必要なそうー(^_-)-☆


どこか妖しく 魅力的な世界です。

座敷わらし、河童、鬼・・・・・・生活の中の想像力が生み出した妖怪が
たくさん出てくる遠野物語ですが、


妖怪の元祖 水木しげるが( ^ω^)・・・
この遠野物語を コミック化した本があるそうです。

そして、より物語的で、ホラーっぽい、京極夏彦の 
「遠野物語remix」っていう絵本もあるそうですよ。


おもしろいですね。

遠野物語って 
摩訶不思議な話が多いです。


遠野って どんな所なんだろうって、ずうっと思ってましたが、
神秘感じるエピソードが 次から次と起こる怪しい フィールド。


やっぱり ここに来てみると、
なにかしら惹かれる 不思議なものを感じますー☆彡ー

ちょっと散歩~2018 築地まで

日本最大の築地市場は
東京のど真ん中 銀座の隣にあります。


昨日、6日正午で、取引が終り、
まるごと豊洲市場に 移ることに。


残念~( ;∀;)~!
移転前の「築地」を やっぱりカメラに残しておきたくて、


最終日、行ってきました!

ここは、通称 魚河岸築地。


東京近郊のお寿司屋さんや料亭、割烹、料理屋さん、魚屋さんが
魚を仕入れにやってくる場所です。


急に思い立って・・・・ここに着いたのが11時ー!
ギリギリ セーフです。


昭和レトロな築地の雰囲気を  もう一度・・・・と
正門のあちこちで、この情景を写真に収める人たちが。

築地市場には 場内と場外があって
きのう閉鎖されたのは 場内。


プロの買い付けの人たちが 買い物をする場所なそうです。


きのうは、朝早くから たくさんの人が 長い列を作り、
色んな商品が 飛ぶように売れたそうですよ。


そして、ここは、場外( ^ω^)・・・
築地市場の場外は、一般の人が 買い物や食事が楽しめるような場所。

場内と比べ、店舗数が多く、お店のスペースも広いです。


国産松茸も 圧巻-!
値段もすご~~い(@_@;)! !

築地は
東京で一番 魚も青果も集まる場所なそう。


通りはどこも 大勢の外国人観光客でごったがえし・・・。
色々な国の言葉、売り子さんの声が、勢いよく飛び交っています!

歩いているだけで、すごい活気! ! 

いよいよ、場内に入ると、

ターレと呼ばれる小型自動車や トラックがせわしなく行き交っています。

懐かしいゴチャゴチャした看板たちも、
近代的な表示に 生まれ変わるのー(´・ω・`)ー!

風情 感じるこの雰囲気が好きだから、

残念感いっぱいです。

もう残りこれだけ・・・

正午まで、あとわずか・・

そして、あふれる 発泡スチロールたち。


午後からは、本格的な引っ越し作業が始まり、


7日朝から、この「ターレ」が数百台


築地大橋を渡って、豊洲まで 次々と移動するそうです。

いよいよ正午。

83年の歴史に幕を閉じ・・・・


「12時をもちまして、場内の営業は全て終了しました。
速やかに退場をお願いします」


のアナウンスが流れ、
来場者は 続々と市場を後にしました。

長い歴史を 脈々と受けき継いできた 市場関係者の皆さん、
本当にお疲れ様でした!


名残惜しいな・・・築地市場ー~(´ε` )
移転は寂しいですが、


威勢の良さや 人情が厚いといった築地魂は
ぜひ 引き継いでほしいですー(・∀・)ー!

ちょつと旅~2018 遠野・伝承園

岩手 遠野は 縄文の昔から受け継がれてきた 美しい山里。 
茅葺き屋根があって、馬がいて( ^ω^)・・・。

不思議な雰囲気が漂う、民話のふるさとです(''◇'')

最初に 訪れたのは伝承園~♫


ここには メインとなる 旧菊池家住宅が一軒。
あとは 付属した建物が散ってます。

遠野の民家は このようにL字型。


「曲がり屋」と言うそうです。


厩と住居部分を一体化させ、
曲がってる部分にある土間は セントラルヒーティングのようにあったかい、


寒い地方で馬を守るために生まれた 住居形態なそう。

中に入ると( ^ω^)・・・

廊下には、お蚕さま…養蚕業の手法が示されています。


ぶら下がってる白いのは、全部、蚕の繭。

養蚕の説明を見ながら、メインイベントのおしら堂へ!


お堂…の壁一面に並んでいる「おしらさま」
農業と養蚕の神様なそう。


その昔、農家の娘が飼馬に恋をした・・・
馬と娘の悲恋にまつわる ちょつと怖い昔話・・・・


このライトアップと 迫力で ドキドキものですー♥

曲り家のほかに 
水車、小川や田畑のある
遠野の原風景~^-^

囲炉裏端では 語り部のお婆さん人形がちょこんと座り・・・


「遠野物語」の語りが ながれ( ^ω^)・・・。

「むがしあったずもな」で始まり、


「どんどはれ (お話はこれでおしまい、現実の世界に戻りますよーー !)」
で結ばれます。


この様子も 一つの物語のよう。

遠野物語というと カッパを思い浮かべるかもしれませんが、
120話のうち カッパの話は5話だけなそう。


でも、遠野のいたるところにカッパにまつわる 言い伝えがあるそうなので、
やっぱり“生”で聞きたいです!


なので これから
「遠野物語の館」まで行って
じっくり昔話を聞きます。


☆     ☆     ☆     ☆


その前に さあ、お昼ごはん!


遠野を代表する産品
「暮坪(くれつぼ)かぶ」と「遠野そば」をいただきます。


この大根のような 長い野菜が 
ここでしか採れない 幻の「暮坪かぶ」なそう。

グルメマンガ「美味しんぼ」では、


「究極の薬味」と絶賛され、
有名シェフも  わざわざ遠野に赴き、


その味をチェックしに来るそう。


「遠野物語の館」のすぐ前、

裏に回ると こんなステキなお蕎麦屋さん。

さっそく、まん中 暮坪かぶの おろしからいただきます。


わさび、唐辛子や辛味大根とも また違う風味。
他と比べられないー(・・?、
とっても強い辛味が ツーンときます。

からっと揚げた天ぷらと・・・・


ほどよいコシと、のど触りのいい遠野産のそば、
絶品です~~~o(*゚▽゚*)o! !


あとは、残ったつゆに いーい香りの蕎麦湯を入れて飲み干し 完食ー(^O^)!


心もお腹も癒され、ゆったりとくつろげる お昼ご飯でした~😊


さぁー!
いよいよ 遠野物語、聞きにいきまーす~♫

ちょつと旅~2018 岩手の鬼剣舞  

昨年 初めて出席した学年同窓会。
今年も
大いに飲み 笑い ・・・。


みんなで 青春したクラス会 楽しかったですー^-^

翌日ー◍>◡<ー


幹事さんの はからいで
民話の里、遠野までドライブすることになりました~♫


柳田國男の「遠野物語」の世界へーgo!
☆     ☆     ☆


途中下車で寄った「鬼の館」。


北上市立鬼の館は「鬼」をめぐる 様々なことがらを集めた 
テーマ博物館なそうです。

そして、鬼剣舞(おにけんばい)は 北上市に伝わる伝統舞踊、


その名の通り、鬼の面を付けて踊る 岩手県北上市に伝わる民族芸能です。


鬼といっても 神様としての鬼、


力強く足を踏み鳴らして 悪霊を祓い、大地を浄めるそう。

集って踊っているのは、町のお兄さんたち。

大きな太鼓の音に合わせ、右足~左足~と体重をかけ、跳びながら舞う・・・

首を回し、頭に着けた毛束をブン!と振るところ カッコいい~ ✌('ω')✌~!


この振り方にも センスが問われると思います。


生で見た 鬼剣舞が とんでもなくカッコよく


鳥肌立ちました~(+_+)!

若い人たちが 伝統を守っている姿は 清々しく美しかったです。

鬼と言っても仏様だそうで、お面には 角が無いですよー(*_*)