フランス⑯ すみれの香りただようトゥールーズの街角
通りの向こうにジャコバン修道院が見えてきました。
13世紀にドミニコ修道会が最初に造った修道院とのこと。
塔は王冠のような形をしています。
ここのステンドグラス、 とってもきれい!!!です。
しばし 見とれてしまいました。
美しい回廊と中庭、人も少なく静かで、空気がひんやり・・・・・落ち着きます。
しばらくここで 静かな時間を味わいます。
ここは毎年9月のジャコバンピアノフェスティバルの会場、
世界中からクラシックファンが集まるそうです。
修道院を出て通りへ。
ブラッスリーの中にピザ釜が見えます。
いい匂い!!!
焼き立てのピザを頂きました。生地が薄く、チーズが濃厚でおいしかったです。
目の前を観光トレインが ~♬~ 通っていきます。
青空に映えるバジリカ聖堂、ここはスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ
への街道上の重要な巡礼地になっているとのこと。
今 この巡礼の旅ブログを 興味深く読ませていただいてるので、ちょつと感動でした。
中はとってもひろ~~~い!!!、
大勢の巡礼者を向かい入れるために奥行が150mもありました。
ステンドグラス越しに ブルーの光が差し込んで幻想的です。
通りには色んなお店が並んでいます。
優しい香りが・・・・・、。何だろう???
トゥールーズはスミレの栽培地として知られているそうです。
町のあちこちにスミレの香水やバス用品を売るお店がありました。
スミレの人形もいい香り~~~💜💜
トゥールーズにはもう一つの名物、「黄金のブルー」と呼ばれた植物、
パステルがあるそうです。
16世紀まで、唯一の青色染料として珍重され、そのパステルの交易で
富を得た豪商の館がたくさん残っているとのこと。
そのひとつのアセザ館です。
お金に糸目をつけず、買い集めた絵画のコレクション、今は
バンベルク財団が運営する美術館になっているとのこと。
豪華なインテリアの中に、とても価値のある高価な絵の数々が・・・さりげなく
飾られていました。
印象派などの近代の絵もたくさん!!!
なかでもボナールの35点のコレクションはとっても価値のあるものなそうです。
わたし的には 正面の絵、女性のきりっとした表情が最高! !でした。
何か新鮮な感動です。
人情味あるトゥールーズの人たち、この町には、生き生きとした活気があふれていました。
これからローカル列車に乗り、今日の宿泊地、お城の町、カルカッソンヌに行きます。